Jeff Bezos と Amazon が、 Google とも Apple ともまったく違うレイヤーで、まったく違う原理で動いていることがよくわかります。

たとえば、こんなところ。

  • Google をはじめとする多くのネットのテクノロジー企業は、技術力で支配的なマーケットシェアを取り、マーケットシェアに物を言わせて高い利益率を取ることに専念している
  • Amazonは、技術力でオペレーションのコストを下げることで利幅を下げ、同じ商品(=コンテンツ)を安く早く顧客に届けることに専念していて、その結果必然的にマーケットシェアを増やしている

利益率向上を志向するのと削減を志向するのは正反対ですし、独占的地位を手段として目指すか必然的な結果そうなるのかというのも順序が逆。

Amazon の Kindle Fire と Apple の iPad の比較でも似たような点があって、

  • iPad は、独自の魅力的なOSやその他のソフトウェアの力で、ハードウェアの利益率を高くすることで儲ける
  • Kindle Fire は、魅力的なコンテンツを多くの人に薄利でばらまくために、クラウド上のコンテンツを手軽に消費できるハードウェアを安価で提供する

と、動機付けと利益の出る場所がまったく違っています。

posted : Tuesday, December 27th, 2011

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